口臭の病気を教えて!
口臭の病気が気になるあなたへ。
口臭の原因には、生理的なものと病気が原因のものがあります。
生理的なものが原因の場合、歯磨きやうがいをしたり、
ガムを噛んだりすると抑えることができますが、
病気が原因の場合は、その病気を治さない限り口臭が発生し続けます。
病気が原因といっても、口臭を引き起こす病気はたくさんありますので、
どこに原因があるのか分からないことがあります。
病気が原因の場合、生理的な口臭とは臭いがぜんぜん違いますので、
すぐに嗅ぎ分けることができます。
病気の場所によっても臭いが違いますので、自分の臭いを確認し、
どこに病気の原因があるのか調べてみましょう。
口臭の病気
卵が腐ったような臭いや、硫黄の臭いがする
消化不良を起こしており、食べたものが胃腸のなかで発酵してしまい、臭いが発生している状態です。
胃や十二指腸が正常に機能していない可能性があります。
肉が腐ったような臭いがする
歯肉炎や歯槽膿漏、蓄膿症、鼻炎、気管支炎など、耳鼻咽喉科系と気管系の病気が
ある場合に引き起こされる口臭です。
これらの病気は患部が炎症を起こし、腐敗している状態です。
アンモニアのような臭いがする
腎臓系に病気がある場合に引き起こされる口臭です。
副腎や膀胱、尿道に異常があり、体内の不要な水分を排出しきれていない状態です。
カビ臭いにおいがする
肝臓系に病気がある場合に引き起こされる口臭です。
肝臓で分解できなかったものが血液に吸収され、臭いを伴って
肺から呼気へと排出されます。
発酵されたリンゴのような、甘酸っぱい臭いがする
糖質が異常に体内にあり、分解・排出できていない場合に起こる口臭です。
そのような場合、糖尿病の可能性があります。
このように、病気が原因の場合、口臭にもさまざまな違いが現れます。
自分の臭いを確認し、あてはまる臭いがあった場合は、
病院で詳しく診察してもらい、治療を受けるとよいでしょう。